2019年 03月 07日
間欠泉のように |
突然、私の中の「片付けスイッチ」がon になって、身体が動き始めます。
このところの、ターゲットは、「家具」たちです。
富ヶ谷の家を手放す時に、だいぶ処分しましたが、それ以前に旧代々木の家に預けてあって、そのまま今のマンションに引き取ったものもあるのです。
例えば、このアンティークな椅子1966年の春、箕面から東京へ帰って来たとき、しばらくの間、九段に住みました。 お世話になった社長さんが、家の建て替えのために仮住まいしていらしたマンションです。 当時はまだ珍しかった「マンション」二所帯分を使うという贅沢でしたが、家具も少ないだろうということで、ダイニングテーブルを始め 上等な家具をいろいろ頂戴しました。
あれから何回引っ越したでしょうか ...いろいろな事情からの二回の仮住まいを含めて7回も! そして、この椅子(二脚)は、火事場で水を被ったりしながらもずっと一緒でした。 でも、誰も腰掛けることなく、いつもどこかに飾られていた不思議な椅子です。
もちろん愛着はありますが、今回思い切って手放すことにしました。 いつか、私がいなくなった後、知らない人に捨てられてしまうよりも、自分で引導を渡してやった方が良いとの判断です。
どこか、おしゃれなブティックのサロンにでもおいてもらえたらいいなあ ...などと妄想しながら。
by miminaga3
| 2019-03-07 16:32
| 暮らしの中で
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