2008年 07月 02日
ヘレン・トロウベル |
むかし、私が10代だったころ、音楽を聴くのはもっぱらラジオでした。
メニューヒン、アイザック・スターン、ルビンシュタイン、カラヤンなどなど、
海外からの演奏家のコンサートに行くなど夢の又夢 ... そうした名前にあこがれ
ながら、ラジオにかじりついて熱心に聴いていたものです。
バラを始めるようになって、カタログを見ていた時「ヘレン・トロウベル」という
名前のバラを発見して、なんだかとても懐かしい気持になりました。
2005年に新苗でやってきた2本に、今年ようやく大きな蕾がついたのです。
ところが一本は虫にやられ、残りの開花寸前の一本を、悩んだ末に東京の家に持ち帰りました。
香りも高く、私の大好きな色のバラでした。
調べたところ、昭和27年に来日したメトロポリタンのオペラ歌手ヘレン・トロウベルが、日本バラ会に、バラの苗250本を寄贈していたことがわかりました。(ひょうごローズクラブ 関西のバラの歴史 より)
おそらく、当時聞いたそのニュースが私の頭の中に残っていたのでしょう。
バラにはそれぞれのエピソードがあって、それを知ることで、ますます深入りすることになるのですね。
メニューヒン、アイザック・スターン、ルビンシュタイン、カラヤンなどなど、
海外からの演奏家のコンサートに行くなど夢の又夢 ... そうした名前にあこがれ
ながら、ラジオにかじりついて熱心に聴いていたものです。
バラを始めるようになって、カタログを見ていた時「ヘレン・トロウベル」という
名前のバラを発見して、なんだかとても懐かしい気持になりました。
2005年に新苗でやってきた2本に、今年ようやく大きな蕾がついたのです。
ところが一本は虫にやられ、残りの開花寸前の一本を、悩んだ末に東京の家に持ち帰りました。
香りも高く、私の大好きな色のバラでした。
調べたところ、昭和27年に来日したメトロポリタンのオペラ歌手ヘレン・トロウベルが、日本バラ会に、バラの苗250本を寄贈していたことがわかりました。(ひょうごローズクラブ 関西のバラの歴史 より)
おそらく、当時聞いたそのニュースが私の頭の中に残っていたのでしょう。
バラにはそれぞれのエピソードがあって、それを知ることで、ますます深入りすることになるのですね。
by miminaga3
| 2008-07-02 06:35
| 暮らしの中で
|
Comments(4)
miminagaさん こんばんは
とても美しいバラですね。カタログや本でみるともう少しピンクが強く出ているので、全然違う雰囲気のようです。
最近、古花といわれるHTの中にはっとさせられるものがあって、どきどきします。
とても美しいバラですね。カタログや本でみるともう少しピンクが強く出ているので、全然違う雰囲気のようです。
最近、古花といわれるHTの中にはっとさせられるものがあって、どきどきします。
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miminaga3 at 2008-07-03 05:58
いばらさん、実物は、この写真よりもう少し薄い色かな .... 。
もっと開くとさらに薄いピンクになりました。
そう、村田バラ園さんのカタログにHT(古花)とあったのを注文してみたのです。葉もとても大きくて立派、大切に育ててゆきたいものです。
もっと開くとさらに薄いピンクになりました。
そう、村田バラ園さんのカタログにHT(古花)とあったのを注文してみたのです。葉もとても大きくて立派、大切に育ててゆきたいものです。
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sakiko_t at 2008-07-07 00:26
miminagaさま、こんばんわ。
ヘレントロウベル、ステキなバラですね。
私もエナ・ハークネスというバラに出会って感動したのですが、それも村田ばら園さんのカタログに(古花)とありました。
山から無事咲いて東京に再び春を運んでくれたバラはさらにいとしいですね。
ヘレントロウベル、ステキなバラですね。
私もエナ・ハークネスというバラに出会って感動したのですが、それも村田ばら園さんのカタログに(古花)とありました。
山から無事咲いて東京に再び春を運んでくれたバラはさらにいとしいですね。
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miminaga3 at 2008-07-07 09:53
sakiko さんも、同じカタログを楽しんでいらしたんですね。
まだ、莟があるのでドキドキしています。
それにしても、1951年作出ですから、50数年しかたっていないのに「古花」って言われちゃうなんて .... 。ちょっと複雑な気持。
まだ、莟があるのでドキドキしています。
それにしても、1951年作出ですから、50数年しかたっていないのに「古花」って言われちゃうなんて .... 。ちょっと複雑な気持。